グループウェア「サイボウズ Office」シリーズなどを提供し、近年はコラボレーションツール市場における地位を確立している「サイボウズ」。社内でのスケジュール管理などに同社製品を使ったことがある方も多いのでは?
そんなサイボウズが働くママのワークスタイルを描いたムービーを制作。これがあまりにあるあるすぎて、見ているだけで涙ボロボロ。ネットを中心に反響が広がりを見せています。
タイトルは「大丈夫」。いったいどんなムービーなんでしょうか?
【働くママの「あるある」を凝縮】
子どもがいながら仕事をするということ。その壁に、悩む女性は数知れず。このムービーにはそんな全働くママの心の叫びをひとりの女性を通して描き出しています。演じているのは女優の西田尚美さん。ひとりの男の子のママという設定です。
【たとえば急な子どもの発熱】
子どもが小さいとよくあるのが発熱。容赦なく保育園からお迎えコールがかかりますよね。ムービーは、会社を早退して急いで子どもを迎えに行く母親の姿から始まります。
・共働きなのに、こういうときのお迎えは私の出番っていつ決まったの?
・今日の会議はけっこう大事だったのにな
・明日だってぜったい休めない仕事があるのに
・病児保育の予約できるといいんだけど(空きがないことしょっちゅうだし)
「このイライラをいったいどこへぶつければいいの!?」って泣きたくなりますよね。そしてそのあとには罪悪感。「きちんと仕事できてるだろうか?」「きちんと子どもを愛せているだろうか?」「自分を愛せているだろうか?」。
【ネットの声は】
このムービーに対し、Twitterでは次のようなつぶやきが。
「働くママさんの現実。考えさせられることが多い動画です」
「恋愛、結婚後の現実がこれでは今の経済社会って誰も幸せになれないって印象…」
「周りのママさん達が微妙な反応してる動画はこれか。確かに育児の大変な所をしっかり拾ってる点は評価できるけど、こういう状態を良い話っぽく『大丈夫』で結論づけられたらモヤっとはするだろうなぁ」
「この動画心に染みた。働くママさん尊敬です。応援しないと。まだまだ制度や周りの理解追いついてないと思うけど。旦那側の協力(男が思う10倍位か)が絶対不可欠なんだろうな」
などなど、感銘を受ける、考えさせられるという声が多く集まっています。
【働くママたちに、よりそうことを。】
ムービーの最後に出てくるのが、「働くママたちに、よりそうことを。」という言葉。たとえばこのムービーの女性に、夫の立場として何ができるか? 同僚として何ができるか? 社会として何ができるか? どうやって手を貸せるか考えることが、まずはよりそう第一歩かもしれません。具体的な政策や支援があればベストですけれども!
母親自身だけで悩むのではなく、それ以外の多くの人たちに訴えるきっかけを作ったという意味では、今回のムービーはとても価値があると思います。Twitterのつぶやきにもありましたが、ぜひこの父親バージョンも見てみたい! 皆さんはこのムービー、どう感じますか?
参照元:YouTube、サイボウズ式
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
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オリジナル記事: 働くママの涙腺直撃! サイボウズの作ったムービーが「あるあるが凝縮しすぎ」「心に染みた」「良い話っぽくしてほしくない」など大反響
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